文化祭(理療科)

 11月2日(土)に行われた文化祭において、理療科生徒はステージとフロアの両方で発表しました。ステージ発表では、東京オリンピック2020応援ソングプロジェクト曲「パプリカ」の歌と演奏とダンスを「本気」で行い、会場を盛り上げました。パプリカの演奏前には、プロジェクターでドラマ「スクールウォーズ」をパロディにした「理療科ウォーズ」を上映しました。キャストは理療科生徒が務め、これも振り切った「本気」の演技でした。

 写真は、舞台上に歌パートの1、2年生と、ギター、カホン、トーンチャイム担当の教職員たち。舞台下には、ダンス隊として踊っている3年生が写っています。実際、この写真のように理療科が1つになるまでに、たくさんのドラマがありました。国家試験の勉強や県外職場実習などで忙しく、なかなか全員で集まって練習ができませんでした。それでも、それぞれのパートごとに休み時間、放課後の時間を使って練習を重ねてきました。「理療科ウォーズ」のシーン撮り・編集では納得いくシーンが取れるまで試行錯誤を繰り返してきました。

 様々な困難を乗り越えて迎えた当日は、他学部の生徒も会場のみなさんも一緒に歌い踊ってくださり、私たちも楽しんで参加することが出来ました。実際にご覧いただいた皆様からは、「笑いすぎた涙が出た。」「同じ学校で学んでいる大人が本気で楽しんでいる姿を子供たちに見せることができてよかった。」「一緒に踊って楽しかった。」「理療科を見る目が変わったよ!」などの感想をいただけて、生徒も充実感でいっぱいの顔をしていました。いくつになっても、目標に向かって本気で取り組むことは素晴らしいことだと、私たちも改めて気付かされました。  

 また、午後からのフロア発表では、あん摩体験コーナー、鍼と灸の紹介・体験ブース、3年生が研究して発表した資料を展示するブースを設定しました。あん摩体験をはじめ、沢山の方に理療について知っていただく機会になったのではないかと思います。現在、理療科の3年生は、2月の国家試験に向けて本気で頑張っています。文化祭で得たパワーを活かして、これからも受験勉強に取り組んでほしいと思います。参加してくださった皆様、ありがとうございました。