高等部理療科>校外(蒜山)臨床実習
9月24日(火)から27日(金)までの4日間、理療科3年生が、40年以上続く伝統行事である「校外(蒜山地区)臨床実習」に行ってきました。この実習では、4日間のうち2日間は、1日に6人を施術するという、とても体力・精神力の求められる実習でもあります。今年度の3年生は保健理療科1名、理療科1名の合わせて2名でしたが、体調を崩すこともなく、蒜山の美味しい空気やヨーグルトでリフレッシュしながら、毎日の実習に全力で取り組みました。
いつもと勝手が違う環境の中でも、生徒は自分自身にテーマを持ち、一期一会を大切にしながら、少しでも症状を良くしてさし上げようと、様々な工夫をし、コミュニケーションをとりながら施術していました。そして、2名とも18枠の患者さんへの施術を全て達成しました。
生徒たちは、様々な体験をし、たくさんの成果と課題を得て岡山に帰ってきました。
例年この蒜山実習を境に、生徒たちは一回りも二回りも大きくなります。今年の2名の生徒も、これからどんな成長を見せてくれるか楽しみです。
実は、蒜山で実施される実習は諸事情により、今回が最後となってしまいました。それを知った地域の方々からは、たくさんの惜しむ声をいただき、長年盲学校が果たしてきた実績の大きさを感じました。
これまでの長きに渡りお世話いただいた蒜山振興局の方、患者さんとしてお越しくださった蒜山地区の皆様に感謝申し上げます。