高等部理療科>研究発表会

12月19日(火)に、理療科で50年以上続く伝統的行事の研究発表会が行われました。3年生の2名が半年以上かけて、構想し、計画を立、実験を行い、その結果をまとめたレポートを発表しました。
最初の発表は、TENS(経皮電気刺激療法)という機構に着目し、オイルマッサージと併せて浮腫にどれくらい効果があるのかを検証したものでした。二つ目の発表は、あん摩の効果について、疲労した部位に対し局所治療と経脈などを意識した治療とではどちらが効果的かという研究でした。どちらの研究も、被験者の方々に協力していただきながら実験を行い、得られたデータを整理して考察に至るまでの過程の努力がよく伝わってきました。


 また深い興味を持って参加していた1、2年生や教員からも多くの質問が投げかけられ、研究の意義や成果について議論がなされました。
 今回の行事で3年生は自分で課題を見出し、その解決に向けて努力する姿勢を充分学んだことと思います。これからは国家試験という目標に向けておもいきり進んでいってほしいと思います。