高等部理療科>岡山村田製作所実習最終回

 10月11日から始まった岡山村田製作所でのヘルスキーパー実習も、5日目となった12月12日が最終日となりました。5日間で80名以上の岡山村田製作所の社員の方々に対して、一人につき40分の施術実習を行わせていただきました。

 今回の実習では、施術を受けてくださった社員の方々に、本校の紹介動画を見ていただいたり、学校紹介パンフレットを配布させていただいたりもしました。実際の施術とも合わせて、盲学校での学びの様子や、理療科卒業後の視覚障害者の仕事のことなどに関する理解が進んだのではないかという手応えも感じることができました。

 また、施術を受けてくださった方々からは、「今後も(ヘルスキーパーの)実習を受け入れても良い」「とてもリフレッシュできた」「従業員の健康にもつながると思う」「ぜひ(ヘルスキーパーを)導入してほしい」など、私達に取って嬉しいお声を聞くことができました。

 今回、岡山村田製作所の計らいにより、生徒は本当に貴重な経験を積むことができました。そして、多くの方から温かいコメントをいただき、改めてあん摩鍼灸の仕事の素晴らしさを実感することができたと思います。

<改めて「ヘルスキーパー」とは?>
 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資格を生かした仕事の一つ。自分の勤める企業の従業員に対してあん摩マッサージ指圧などの施術を行うことにより、健康の保持増進・仕事のパフォーマンス向上に寄与したりするなど、社員の健康管理に携わる仕事。県内でも、デパート・交通・病院など多くの企業でヘルスキーパーを採用している。

♯ 実習が終わってスクールバスで帰校します