高等部理療科>理療科合同実技実習

  12月11日(金)の5・6時間目に、理療科1年生から3年生まで合同の実技実習を行いました。
 日頃の授業では、1年生は施術の手順や技術などの基礎実技実習を、2年生は施術時間、施術部位、症状などに応じた応用的な実技実習を、3年生は校外の患者さんを施術する臨床実習を行っています。
 今回は1年生が2・3年生または教師とペアを組み、お互い約40分ずつ施術をしました。施術のポイントなどを先輩に熱心に聞く姿、「気持ちいい!」や「効く!」などの声、楽しく会話する様子などがみられ、とても充実した時間となりました。
 今年度はコロナ禍のため様々な行事が中止となり、学年を越えた交流が例年のようにはできていませんでしたが、この合同実技実習で生徒同士の絆が強くなったと感じました。今後もみんなで切磋琢磨し、心と身体を癒せる施術者を目指してほしいと思います。

 ここからは生徒の感想です。
<1年生:2・3年生、教師の施術を受けて>
・先輩の施術を受けて・いい刺激になりました。
・私も40分という短い時間に全身施術を上手にまとめられるようになりたい。
・とても気持ち良かった。
・ラインも外さないし、力も入っていた。
・手際がすごく良かった。
・被術者の体を動かす時など、自然な動きだった。
・下腿後側の把握揉捏の時に振せんを入れる手技とか、見たことがない手技が見れて勉強になった。

<2・3年生:1年生の施術を受けて>
・凝っている所にきちんと手が当たっていて気持ちよかった。
・姿勢を変える時に丁寧に声掛けをしてくれたので安心して施術を受けることができた。
・力もしっかり入っており、ラインも正しいところを揉めていて上手だった。
・今は手技と手技の間の時間がかかっているが、練習を積めば上手に揉めるようになります。場数です!

#3年生が1年生を施術
#1年生が3年生を施術