高等部理療科>校内点字検定が行われました

 9月16日(水)の1時間目に令和2年度の校内点字検定が行われました。昭和20年代から続けられている長い歴史の行事です。
 毎年9月に行われる校内点字検定ですが、理療科の生徒は、普段点字を使用している生徒だけではなく、墨字を使用している生徒も含めて全員が参加します。点字盤を使用する生徒は5号館の教室で、タイプライターを使用する生徒は1号館の会議室で、それぞれ別室に分かれて受検しました。
 検定は、「五十音書き」、「め書き(点字盤のみ)」、「転写」、「聴写」、「速読み」という種目が行われ、点字盤とタイプライター、それぞれ結果により11級から1級のいずれかに認定されます。生徒の皆さんは、上の級を目指して、熱心に検定に取り組んでいました。盲学校の生徒として、日頃の学習の成果を試すとともに、点字に触れるよい機会となったと思います。

♯ タイプライター(転写)

 今年度は例年とは異なり、点字盤の会場では理療科の浅野先生がエキシビジョンとして「五十音書き」、「めの字書き」、「転写」の種目に参加しました。点筆で点字を打つ速さ、点字を読む速さは目を見張るものがあり、さすがでした!この速さを超える児童生徒たち現れてくれればと願っております。

♯ 浅野先生