理療科>校外(蒜山地区)臨床実習

9月26日(火)から29日(金)までの4日間、理療科3年生が、40年以上続く伝統行事である「校外(蒜山地区)臨床実習」に行ってきました。この実習では、4日のうちの2日は、1日に6人という初めての人数を施術するということで、体力・精神力の求められる実習でもあります。今年の3年生は保健理療科の生徒2名だけでしたが、体調を崩すこともなく、蒜山の美味しい空気やヨーグルトでリフレッシュしながら、毎日の実習に取り組みました。
 蒜山実習では、いつも通りの力を発揮しづらい日頃の実習とは異なる環境の中ですが、生徒は一期一会を大切に少しでも症状を良くして差し上げようと、様々な工夫をし、コミュニケーションをとりながら施術していました。そして、2名とも17枠の患者さんへの施術を全て達成しました。
 患者さんからは、「楽になりました」とか、「毎年楽しみにしてるんです」などのありがたいお言葉をいただき、我々の励みになりました。
 生徒たちは、様々な体験をし、たくさんの成果と反省を得て岡山に帰ってきました。
 例年この蒜山実習を境に、生徒たちは一回りも二回りも大きくなります。今年の2名の生徒も、これからどんな成長を見せてくれるか楽しみです。
 お世話いただいた蒜山振興局の方、患者さんとしてお越しくださった蒜山地区の皆様に感謝申し上げます。