高等部理療科>杉山和一記念行事を開催しました!
5月18日(水)、理療科の恒例行事である杉山和一記念行事が3年ぶりに開催されました。
この行事は、江戸時代に多くの視覚障害者に按摩や鍼を伝授して現在の理療教育の礎を築いた「杉山検校の命日」にちなんで行われており、毎回、岡山盲学校理療科の卒業生をお招きして盲学校での思い出や施術者としての経験をお話していただいています。
今年度は、平成17年度に卒業し、現在、松浦治療に勤務されている田代麻美先生をお招きし、「私の歩んだ道」という内容のもと、生徒の質問に答える形式でお話をしていただきました。
先生からは、一人前になるために苦労したこと、仕事をしていて嬉しかったこと、理療は直接感謝の言葉をもらえる仕事であること、辛さを乗り越えると得るものがあるという気持ちでモチベーションを維持したなど、非常に参考になるたくさんのお話をしていただきました。
生徒には、これから理療を学習していく上で、よい刺激になったのではないかと思います。田代先生、ありがとうございました。


