4回目のたんぽぽ親子教室

12月6日(水)今年度4回目のたんぽぽ親子教室がありました。とても寒い朝でしたが、6組のご家族が参加され、たくさんのスペシャルゲストとともに心あたたまる楽しいひとときを過ごしました。
一組目のスペシャルゲストは、就実大学の安久津太一先生と学生さんたちです。安久津先生はバイオリンでいろいろな曲を演奏してくださり、その美しい音色や響きに誰もがうっとりしました。「バイオリンの演奏を聴くのは初めて」というお子さんたちも、あっという間に安久津先生のバイオリンのとりこになりました。また、安久津先生は、たくさんのバイオリンを準備してくださり、実際に音を出す体験もさせてくださいました。学生さんたちの優しいアドバイスを受けて、弦を指で弾いたり、弓を弦の上にすべらせたりすると・・・なんということでしょう!お子さんたちはみんな、深みのある音を出すことができ、さらに感激が増しました。その後は、安久津先生のアドバイスのもと、参加者みんなでバイオリンやハンドベル、トーンチャイム、マラカスを使って合奏をしました。会場のプレイルームがオーケストラの演奏会場のようになりました。
二組目のスペシャルゲストは、マモちゃん(岡山発祥の点字ブロックのPRキャラクター)と岡山盲学校PTA会長さんです。安久津先生の演奏が始まって間もない頃に到着。マモちゃんは普段、点字ブロックを守るという大切なお仕事をしていますが、この日はたんぽぽ教室のみんなに会いに来てくれました。大きな瞳がとってもキュートなマモちゃんは、桃色のボディに桃の髪飾りをしていて、スカートの裾のデザインは点字ブロックになっています。マモちゃんは、たんぽぽ教室のお子さんたちとの対面にドキドキしていたようですが、すぐに仲良くなれました。
楽しい時間も残りわずかになった頃、大きな袋を持ったサンタさんもプレゼントを持ってやって来てくれました。サンタさんに名前を呼ばれると、お子さんたちは声や手の動きや表情でしっかり返事ができました。もちろん、「プレゼントをどうぞ」と差し出されたときのお礼もバッチリ!ステキなお子さんたちのところには、クリスマスにもう一度、サンタさんが来てくれることでしょう。ますます寒さが本格化し、風邪やインフルエンザの流行も心配な時期になってきましたが、みなさんが元気いっぱい、笑顔いっぱいに過ごされますよう願っています。