カテゴリー別アーカイブ: 寄宿舎

わかくさ1階に新しい女子用トイレが出来ました。

トイレで介助が必要な舎生の増加にともない、女子用トイレの増設を希望していましたところわかくさ棟1階の洗濯場を改修し、トイレを増築する工事が8月末から始まりました。先日、出来上がった女子用トイレを10月2日から使い始めています。

  

「やっぱり、新しいトイレは最高です!!」

ヒューマンガイドテクニックについて

視覚障害児者相談支援センターの取り組みの中で、寄宿舎を会場として県内にお住いの成人者を対象にした相談や情報提供を生活相談として行っています。相談支援の場では実生活に使われている便利グッズや、生活の工夫の方法なども紹介させていただいています。視機能低下による生活の困難を有している方やそのご家族、支援者の方々を対象に行っています。その取り組みの一環として「ふるさと新聞」は、視機能低下によって生活上の困難を有している方たちに、暮らしに役立つ情報を記事に、手作り新聞としてH22(2010)より年2~3回のペースで発行しています。過去に発行したものの一部ですが、これからホームページを通じて紹介をさせていただきます。まずは「ヒューマンガイドテクニック」についての記事をシリーズにし、掲載させていただきます。家族、友人、知人だけでなく、多くの方にこのガイド法を知っていただくことは、視覚に障害のある人たちが、安心して外出を楽しめる地域や社会の環境を整えていくことにつながると考えています。できる限り多くの方に、ガイド法をお伝えしていくことが大切だと思っています。

 

ヒューマンガイドテクニック 1
「ヒューマンガイドテクニックについて」
視覚に障害がある人の歩行技術の一つにヒューマンガイドテクニック(以下ガイド法)があります。このガイド法は、半歩前を歩くガイド者からの視覚情報を歩行者(視覚障害児者)が、積極的に活用して安全な歩行を実現するために考案された技術です。ですから、視覚に障害のある人が主人公になった歩行技術であり、介護の方法とは異なっています。
社会ではまだまだガイド法が正しく理解されていません。白杖を急に引っ張られたり、必要以上にお世話をしてもらったり、背中から押されたりして、怖い思いや悔しい思いをした人の話を聞くことがあります。同時に、親切心で関わった人たちに断ることも出来ず、どうしたら良かったのかと思案してしまう人の話も聞くことがあります。

視覚に障害のある人は、歩行指導(訓練)のなかでヒューマンガイドテクニックを学び、ガイド法を歩行技術として生かせるようになります。習熟が進むと、ガイド法を全く知らない一般の人とも安全性を確保しながら歩く技術も獲得できます。そのためには、専門家の継続的な指導(訓練)が必要になります。
また、ガイド者にとっては、講習会や研修会などの機会に正しいガイド法を学び身に付けると、歩行訓練を受けていない視覚に障害がある人の歩行を、より安全に安心した状態にできる技術を身に付けることになります。同時に、歩行者の能動性や外出の楽しさを提供することにもつながるのです。

 

 

 

H30年度 第1回いじめ対策委員会

10月17日(水)、第1回いじめ対策委員会を実施しました。
外部専門家委員として、岡山県立大学保健福祉学部・研究科の周防美智子准教授、岡山県青少年総合相談センターの小林英一所長をお招きし、本校のいじめ問題対策基本方針等について意見交換を行い、有意義なご助言をいただきました。今後、頂いたご助言を踏まえて、本校のいじめ対策を見直していく予定です。

H30年年度 第2回 避難訓練(地震)・ポンプ車見学

10月10日(水)、地震を想定した避難訓練を実施しました。東日本大震災では、本震が約2分間も続いた地域もあるということで、訓練時には「ガタガタ」と揺れる音が2分間流され、その時間の長さを感じながら机の下などに隠れていました。

また、今回は岡山市中消防署の方にお越しいただき、緊急地震速報が発砲されて、揺れ始めるまでにできることを教えていただきました。訓練後に行われたポンプ車見学では、ホースや空気ボンベなどの器具に触れ、予想以上の重さに子どもたちは驚いていました。

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寄宿舎1回目の購買活動の様子

7月3日(火)に実施しました。前日には保護者が買い出しをしてくださり、当日は舎生と一緒に値付けや販売などをしてくださいました。
昨年度まで購買を担ってきた舎生たちや新しい舎生たちが、会場準備や販売を積極的にしてくれ、また、購買を楽しみにしていた舎生たちは、開始の放送の後、続々と会場に来て、買い物を楽しみました。販売側と購入側の双方のやりとりを楽しみながら、いい交流の時間になりました。

  

(開始直後の様子)       (かごの中にあるお菓子を選んでいます)

<2学期の購買活動の日時>
・2回目:10月2日(火)16:00~16:30頃(編集でき次第またアップ します)
・3回目:11月6日(火)18:45~19:15頃

 

 

平成30年度 岡山盲学校公開講座「わくわく体験盲学校」

8月22日(水)、第3回「わくわく体験盲学校」を開催しました。今回も、5つの講座のうちから希望の講座を選択して参加していただき、それぞれに盲学校のことや視覚障害教育について知っていただけたようです。
それぞれの講座の内容と様子を簡単にご紹介します。

講座1  ワークショップ「視覚障害の世界」
視覚に障害のある方のご家族をはじめ、教育や福祉の現場の方、大学生など、14名の方が、興味、関心をもって参加してくださいました。折り紙体験や、ガイド歩行の導入部分の体験を通して、自分ができる方法・工夫や、視覚に障害のある方の立場に立った工夫・支援について考えました。

【折り紙を折る、アイマスク体験】
アイマスクをした状態で、視覚以外の感覚で得られる情報について体験しました。触覚や嗅覚を使って、様々な種類の折り紙の違い、四角や三角に折るときの工夫について考えました。

【折り紙を折る、アイマスク体験とガイド者の体験】
ペアーになり、アイマスク体験者が、ガイド者の説明をもとに折り紙で、作品をつくりました。お互いの立場を経験して視点を変えて工夫したことや、適切な支援についてグループで話し合いをしました。

【ガイド歩行】
まず、ペアーで、片方がアイマスクをした時の挨拶の練習をしました。街中で困っている視覚障害者の方に声をかけるという設定で、立ち位置や、声の表情を変えて相手の発言がどう感じるかなどを体験し、気付かなかった発見がありました。次にガイド歩行の基本姿勢について確認し、視覚障害のある人の歩行の状態を疑似体験することで、相手の立場に立った歩行について考えながら歩いていました。

研修後の参加者アンケートでは、「見えない=大変という考えでしか考えたことがなかったのですが、一人ひとりに適した教材や、関わりの工夫がされていて、達成感・成長など「大変」というマイナスのイメージから、プラスのイメージを感じることができました」「主役は誰かという視点に立って、ガイド者側の注意事項など細かく教えていただき、勉強になった」「相手のことを考えながら、話をしたり、手伝ったりしていきたいと思いました」など、今後につながる感想を多くいただきました。

講座2・講座5(同じ内容です) 学校紹介「理療科のとびら」
視覚障害者が職業自立し、社会参加を果たすための進路の一つとして、あん摩マッサージ指圧師や、はり師・きゅう師として、医療・保健の一翼を担うということが挙げられます。それらの資格取得を目指すコースが盲学校の「理療科」です。そんな理療科について多くの方に知っていただくために、「理療科のとびら」という講座を行いました。
午前と午後の2回同じ内容の講座を行い、入学を検討中の方、相談支援員の方など8名が参加されました。
まずは本校理療科職員によるあん摩施術の体験です。30分という短い時間でしたが、体も心もほぐれ、心地よいひとときとなったようです。
あん摩でリラックスした後は、理療科の概要説明です。学習内容、学校での生活、卒業後の進路などを、資料を基に説明しました。
続いて、この講座のメイン。理療科3年生の生の声を聞く時間です。理療科入学に至る経緯、理療科での生活の中で良かったことやたいへんだったこと、今後のビジョンについて、3名の3年生に語ってもらいました。「他人と話すことが苦手だったが、仲間との関わりの中で、自分をさらけ出して話ができるようになってきた」「最初は難しかった勉強も、理解が進むにつれて面白さを感じられるようになってきた」「当初はそれほど興味のなかったマッサージや鍼灸も、今では魅力ある仕事だと思っている。そんな魅力ある仕事で、社会にかかわって行きたい」など、生徒達は日頃感じていることを率直に語ってくれました。
参加された方からは、「生徒の方のお話を聞き、皆さんの前向きな姿勢に力をもらいました」「あんまはとても気持ちよかったです。生徒さんのお話は、とても気持ちがわかり、理解を深めることができました」など、多くの感想をいただきました。

講座3 学校紹介「盲学校探検ツアー」
盲学校の施設環境や教材等を見られるツアーということもあり、18名の方が三つのグループに分かれて1時間の校内見学をしました。
視覚障害者用品や便利グッズを展示してある部屋では、拡大教科書や点字教科書、黒地に白文字の定規などの文房具、触って読み取れる時計、色を読み取る機器など、見えやすく工夫されたり、視覚に頼らず利用できたりする用品を手にとってご覧いただきました。子どもさんの相談支援の部屋では、光や鮮やかな色、音や手触り、動きなどで楽しめるおもちゃ、遠くを見るための片眼用望遠鏡やルーペといった視覚補助具などを試していただきました。理科室では、状態の変化を音に換えて知らせる器具や、動物のはく製、植物の模型などを、理療科の特別教室では、人体の構造を学習するための骨や筋肉、細胞の模型などを、図書室では、点字や拡大図書、音声ガイドを聞きながらパソコンを操作する様子などを見学していただきました。
限られた時間ではありましたが、「普段入ることのない盲学校のことを知ることができてよかった」「それぞれの専門科目の先生から詳しく説明を聞くことができ、知識、概念の獲得に工夫していることが勉強になりました」といった感想をいただきました。

講座4 ワークショップ「わくわく点字」
小学生から大人の方まで9名が参加してくださいました。点字の歴史や50音について学習した後、実際に点字の文章を読んだり、小型点字器を使って名刺を作ったりしました。また、点字を一度に打つことのできるタイプライターや点字教科書に触れたり、点字クイズに挑戦したりしました。参加者からは、「点字がもっと書けるようになりたいと思いました。点字を使ってつながれる人が増えると楽しいです」「点字の名刺ができて嬉しかったです。日常にある点字ももっと読んでみようと思いました」「点字には様々な種類があるのに驚きました。ぜひ英語や数字も覚えてみたいです」といった感想をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

H29 文化祭

H29 文化祭

11月18日土曜日、小中高合同で文化祭が開催され、たくさんの方々に来校いただきました。
小学部では、何か月も前から発表に向けて準備をし、練習を重ねてきました。子どもたちは保護者や地域の方に見てもらう嬉しさと緊張で、わくわくドキドキしながらこの日を迎えました。
当日は学習グループごとに、劇をしたり調べたことを発表したり音楽に合わせて演技をしたりと、それぞれが趣向を凝らした発表を行いました。子どもたちは、力いっぱい発表して、たくさんの笑顔、拍手をいただきました。 体育館のステージでは児童全員による音楽発表として、「雨の音楽」を演奏しました。それぞれが練習してきた自分のパートを、息を合わせながら一生懸命演奏し、みんなの心が一つになったすばらしい発表となりました。
中学部では、「やってみよう」をテーマに中学部発表を行いました。どうすれば分かりやすい発表になるのか、どんな工夫をすれば楽しんでもらえるのかなど、それぞれの生徒が試行錯誤を繰り返しながら練習を重ねてきました。本番では、多くの方の前で、練習の成果を発揮し、個性あふれる発表にたくさんの拍手をいただきました。また、最後には生徒全員でボディパーカッションを行い、会場を盛り上げました。
午後からのステージ発表では、高等部普通科の生徒とともに、トーンチャイムでの音楽発表や英語劇の発表を行いました。200人近い観客の前での発表に緊張しながらも、堂々とトーンチャイムを奏でたりし、英語を話したりして、盛大な拍手をいただきました。
高等部では、ステージ発表とフロア発表を行いました。ステージ発表には、有志や授業・部活動の一環として多くの生徒が出演しました。有志による歌・ピアノ演奏・新喜劇などは、日頃披露する機会のない生徒の特技や新たな一面を見ることができる貴重な発表の場となりました。授業の成果の発表として、中学部と普通科の生徒による音楽発表と英語劇、さらに小学部・中学部・高等部の児童生徒による英語セッションが行われました。練習や学習の成果が発揮された素晴らしい発表に拍手喝采がわき起こりました。フロア発表では、あん摩・はり・きゅう部によるあん摩コーナー、普通科生による美術作品展示や一筆箋の販売、生徒保健給食委員による保健に関する掲示が行われました。どのコーナーもとても賑わっていました。
児童・生徒にとって、大勢の前で発表する大舞台。緊張しながらも、一人一人の良さがきらりと光る、楽しい発表ばかりでした。今年度の文化祭のテーマは「みんなで咲かせよう笑顔の花」でしたが、1日を通してたくさんの方の笑顔の花が咲き、とても有意義な行事になりました。

寄宿舎生が『文化祭のご案内』をしました

「寄宿舎生が『文化祭のご案内』をしました」

11月6日(月)放課後、授業を終えて寄宿舎に帰った小学部・中学部・普通科の児童生徒たち数人が玄関に集合しました。手にしているのは、11月18日(土)開催の「文化祭のご案内」と学校周辺の地図です。それぞれ寄宿舎指導員とペアを組み、担当区域の皆様にお受け取りいただくという活動に取り組みました。
ピンポン♪「こんにちは。岡山盲学校の者です。」と、インターホン越しにごあいさつ、玄関口までおいでくださった方には、直接、プリントをお渡しし、「今、練習をがんばっているところです。ぜひ見に来てください。」とお伝えすると、「ありがとう。ごくろうさま。」とこたえてくださいました。お留守のご家庭には、ポストに丁寧に入れさせていただきました。
文化祭には、一人でもたくさんの方にご来場いただきたいという思いをお伝えすることができて、児童生徒たちは笑顔で寄宿舎に戻りました。