小学部 給食セミナー

小学部給食セミナーが開催されました。

栄養教諭の大田先生の授業『給食セミナー』が、11月27日(火曜日)、調理室で開催されました。今年のテーマは、「大豆を変身させよう!」です。給食の食材として大豆食品は大活躍。また、今年は児童が生活単元学習で栽培・収穫・きな粉作りをしたり、国語の教科書の題材「すがたをかえる大豆」で学習したりしています。大豆を実際に自分たちで変身させながら、触ったり、においをかいだり、音を聞いたりして気付いたこと、感じたことを発表し大変盛り上がった1時間となりました。

児童が前日の帰りの会の時に、たっぷりの水につけて大豆の変身がスタート!   給食セミナーに持ち寄って、「かたさ」「形」「におい」「大きさ」「(容器に入れて振った)音」を乾燥した大豆と比べました。その後、ブレンダーやミキサーで細かくして生(なま)呉(ご)を作りました。そして、生呉を鍋で煮たらお豆腐のにおいに変わることを確かめました。また、濾(こ)し布で生呉を絞って豆乳とおからに分ける体験もしました。当日の 給食のおからが「こうやってできるんだ!」と驚く児童や、教科書で以前学習したことが「こういうことだったのか!」と話す児童、それぞれが「大豆」についての学びを深めることができました。
翌日の給食の時、「おからケーキ」を食べながら、「これも昨日のおからから出来ているのかな」と話す児童や、お汁を食べながら「お豆腐!」と大豆食品をみつける児童。学んだことを生活の中に活かして、食事の場面を豊かにしている姿が見られました。
給食で食べているたくさんの食材が「大豆」からできていることが分かり、みんな「大豆」のことが大好きになりました。貴重な授業をしてくださった大田先生、ありがとうございました。そして、毎日の美味しい給食をありがとうございます。