副校長Eye愛通信「新年のお飾りと南天」

 あけましておめでとうございます。

  今、岡山盲学校の玄関では、生徒が美術の時間に制作したお飾りが、新しい年のお客様をお迎えしています。玄関の扉のしめ縄飾りは、高等部の生徒の作品です。縄をなう時には、二人一組で力を合わせて作りました。下駄箱の上には、中学部の生徒が焼いた備前焼の花器に、お正月らしいお花を生けています。

 どちらのお飾りにも、校内に植えてある「南天」の赤い実と緑の葉っぱが使われています。「南天」の名前の由来は、「難を転じて福となす」と言われていて、昔から縁起のよい木として、正月飾りに使われています。因みに、南天の花言葉はいくつかありますが、そのうちの一つに「しあわせ」があります。 昨年は、新型コロナウイルス感染症という想像もしていなかった「難」の年でしたが、今年は、「転じて」感染症が収束して、「しあわせ」いっぱいの年になるとよいですね。令和3年も、岡山盲学校の応援をよろしくお願いします。