令和2年度いじめ対策委員会

 12月3日(木)、いじめ対策委員会が行われました。
 昨年度に引き続き、外部専門家委員として岡山県立大学保健福祉学部・研究科の周防美智子准教授をお招きし、本校の現状やいじめ問題対策基本方針等について意見交換を行いました。
 周防先生からは以下のようなご意見をいただき、多くのことに気付くことができました。
・コロナ差別に対する学校側の対応として、予め児童生徒に対して人権問題を踏まえた研修・指導をしておくことが重要である。また、保護者に対する周知も必要である。
・タブレットなどのICT機器は学習の必需品であるが、その反面今後SNS問題が増えるのではないか。特に、コロナ禍により自粛生活で在宅時間が長くなればその危険性が高まる。
・児童生徒が教員の前で見せる関係性と、児童生徒同士での関係性を見極め、教員は学習面だけでなく人間関係面での配慮も必要である。
 本会でいただいたご意見、ご助言を踏まえ、今後も本校のいじめ対策を推進していきます。