公開講座「見えにくさに応じた支援」を開催しました

2016.8.4 参加者 校外34名 校内53名

8月4日に、千葉県よりかわばた眼科院長の川端秀仁先生をお招きし、「見えにくさとそれに応じた支援」と題してお話をしていただきました。

医学的な専門知識と豊富な臨床経験、今までの療育の成果より、「見えにくさ」に関する基本的な内容を、具体的な事例を通して詳しくお話ししてくださいました。mienikusa16

参加者アンケートより

・肢体不自由の学校からの参加でした。視覚のハンデをもつ生徒の出会いがあり勉強中です。同じ特別支援学校でありながら、これまでは視覚のハンデについては別の物という感じがしていました。今回は基本的な部分をしっかり学ばせていただきました。とても興味深い内容であっという間の2時間でした。

・見え方に難しさをもっている子ども達がどのように見えているのか、細やかに行動観察し、指導に生かしていきたいと思いました。

・小学校からの参加です。見えにくさの原因がいろいろあることが分かりました。担任している児童について、視力だけでなく、何が原因なのか、保護者とよく話をして今後の指導にあたりたいと思いました。

・盛りだくさんの内容でしたが、子ども達と接する上で意識しておく、大切な観点など本当に勉強になりました。子ども達がより生活しやすくなるよう、よりスムーズに学習ができるように、学校の教員同士も今まで以上に協力し合って教育に取り組んでいきたいと思いました。

 

特別支援教育においては、家庭と医療機関、そして療育・教育機関が適切に役割分担をしていくことが重要であること、そしてそのためには視覚機能や眼疾患に対する理解を深めるとともに、医療機関と密に連携する必要があることを説かれました。ご講演は大変興味深く、今後の指導や支援に生かしていきたい内容で、大変有意義な時間でした。