ひまわりの会を開催しました

8月8日、今年度1回目の「ひまわりの会」を開催しました。本校以外に在籍している小中高校生とその保護者、ごきょうだいなど総勢22名の参加がありました。

【児童生徒の部】

吉備国際大学の前嶋英輝先生をお招きして、粘土を使った活動をしました。まず、シートの上に敷き詰めた粘土の上を歩くという活動をしました。やわらかい粘土の上を歩く際に、粘土がぐにゃっとつぶれる感触をみんなで楽しみました。himawari1

次に、粘土を使って好きな作品を作りました。粘土を床にたたきつけて好きな形にしたり、粘土を積み重ねて高いタワーを作ったり、粘土の感触を楽しんだりと一人ひとりの個性が表れた活動になりました。隣の友達が作る作品と合わせて大きな町のようになったり、先生の手足を粘土で固めてガリバーごっこをしたりと、粘土を通してつながりを深めることができました。本校スタッフと一緒にゆっくりと粘土に触れることから始めた人も、音やリズムにのせて粘土をたたいたり、靴下のように粘土で足を包まれたりして粘土の感触を触覚や温度においなどでもたっぷり味わいました。

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【保護者の部】

まず全体で近況を含めて簡単な自己紹介をしていただいた後、グループに分かれて活動しました。

支援学校グループの保護者は児童生徒の粘土の活動に合流し、ダイナミックな活動を親子で楽しんでいただきました。この日初めて出会った盲学校教員と活動を楽しめている児童生徒の姿に成長を喜び合うとともに、お母さんならではのアイデアで活動を膨らませていただき、粘土をさらに深く味わうことができました。

小中高等学校グループの保護者は、それぞれの悩みを出し合って交流しました。進路選択についての話の中では、先輩保護者から、受験時には必要な措置を早めに希望の進学先にお願いしておくとよいことや、学習面だけでなく、興味のあるものにどんどん参加して早い段階から好きなことを見つけてのばしていったり、いろいろな人と関わる時間を増やしたりすることが大切だというアドバイスもありました。

学校での様子を共有する中で、進学時に大切にしたいことや将来的に子どもにつけて欲しい力についても、それぞれの思いを話しあえる時間となりました。