岡盲 副校長Eye(愛)通信№2

岡山県特別支援学校は、毎年、岡山洋ラン組合から洋ランを1鉢ずついただいています。
これは、平成29年2月にいただいた胡蝶蘭です。(西村校長が何と「1番くじ」の大当たり!)
「2年目も咲かせるのはなかなか難しい」と言われていたのですが、一昨年も、昨年も、そして今も応接室で美しい花を咲かせています。
これは、一重に本校事務室の牧野班長の手によるものです。
班長さんは、暑い夏の日は日陰で、寒い日は暖かい室内でというように花が育ちやすい温度管理と、また、土の表面が乾きすぎないようにという水の管理に細かく気を付けてくださっています。
植物が育つのに必要な適度な日の光と温度と水。「寒いよ」「乾いたよ」などと花は言葉では伝えてはくれません。日々の天候や植物の状態を見守る暖かい心配り、愛情により、前述のプロの言葉をいい意味で裏切り、胡蝶蘭は毎年咲いているのです。
人と生きる私たちの、お互いへの慈しみの思いと同じ、通じるものを感じますね。
牧野班長さん、お忙しい中でのお世話をありがとうございます。