2019/01/21 たんぽぽプチ会

今年度3回目の「たんぽぽプチ会」では、「食育」をテーマに研修会を行いました。
「食」とは「人」を「良くする」と書きます。乳幼児期に大切にしたいことなどについて、栄養教諭も加わり情報交換をしました。
最初に、参加された3名のお母さん方と、味には「5つの基本の味(甘み・酸味・苦み・塩味・旨味)があることを学びました。その中で特に甘みと旨味については、炊きたてごはんの実食とすまし汁の試食を通して詳しく知ることができました。炊きたてごはんを30回噛んでみると、甘みがどんどん増しておいしく感じられること、かつおと昆布でとっただしで作られたすまし汁は、塩分計が示す数値としては「普通」でも、しっかり旨味が効いていて、とてもおいしくなんだかホッとするような味であることが共有できました。合わせて噛むことの大切さや、塩分を控えめにしてもおいしくできるポイントは、おだしであることがわかりました。
栄養教諭が盲学校の給食をつくるに当たって大切にしていることとして、だしの旨味を生かした和食中心の献立にすること、国産品・県内産の食材を使用すること、手作りにこだわることなどが挙げられました。お母さん方からは「これから子どもの心と身体を元気いっぱいに育てていくためのヒントがたくさんもらえました」という感想をいただいています。
プチ会の翌日、栄養教諭から手作りドレッシングのレシピの情報提供がありました。市販のドレッシングは味が濃すぎたり油分が多かったりしますが、身近な調味料を使った手作りドレッシングは身体にとてもやさしいです。みなさん、ぜひお試しください!

〈オリーブオイルを使ったドレッシング〉
~オリーブオイルはオレイン酸を多く含み、身体にやさしい
オリーブオイル  大さじ1
砂糖       大さじ1.5
ワインビネガー  大さじ1.5(酢でもOK)
塩        ひとつまみ
こしょう     少々

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