創立110周年記念式典を行いました

11月2日(金)、本校体育館において創立110周年記念式典を行いました。

10時からの式典には50人を超えるご来賓の方々のご臨席と祝辞を賜りました。式典では黙とうを行い、この10年間にお亡くなりになった本校ゆかりの方々を偲びました。校長式辞では110年という本校の長い歴史を振り返り、先人たちの思いをこれからも引き継いていくという思いを新たにしました。教育委員会祝辞の後、実行委員長から、本校の教育活動を支えてくださった歴代校長、同窓会長、PTA会長、創立110周年記念校歌CD制作にご協力くださった岡山フィルハーモニック管弦楽団様、明誠学院高等学校吹奏楽部様、ピアノ演奏者(PTA会員)様をはじめ、本校勤務10年以上の旧・現教職員等にその功労を称える感謝状をお贈りしました。最後に、生徒会長が「視覚障害者の進路選択の幅は広がっており、未来に希望をもってそれぞれの目標に向かっていきたい」と述べ、式典は終わりました。

11時10分からは高知盲学校出身のシンガーソングライターである堀内佳さんによる記念コンサートを行いました。自らのこれまでの歩みを語り、命や人権をテーマとした「しあわせ色の風景」「ありがとうの花」などの楽曲をギターで弾き歌ってくださいました。その深みのある歌声に聴衆はみな引き込まれ、頬を伝う涙も……。コンサート終了後もその余韻は、深く長く続いていました。

校長も式辞で申しましたように、「ただ長く存続することを目的とするのではなく、今ここにいる在校生の願いを大切にする学校であり続けること」を、私たち関係者は互いに確認しあえた、素晴らしい創立110周年記念式典となりました。
最後になりましたが、お忙しい中ご出席くださいました皆様方、そして、お手伝いいただきましたPTA会員の皆様方に心より感謝申し上げます、誠にありがとうございました。