マッサージ体験会in盲学校

今年で3回目となる「マッサージ体験会in盲学校」が、9月15日(土)に、本校臨床室で催されました。
この行事は、盲学校近隣に住んでおられる皆様に、あん摩を通じて日頃の感謝の気持ちを表し、地域とのつながりを深めるとともに、生徒の臨床能力やコミュニケーション能力の向上を図ることを目的に行っています。
当日は3連休の初日ということもあり、体験者が集まってくださるか心配でしたが、前日までに全ての枠が予約で埋まるほどの状態となりました。終ってみると理療科・保健理療科の2・3年生の生徒全員が、休むことなく体験者に施術することができました。
3年生はこれまでの臨床実習の成果を発揮し、体験者のニーズに応じて工夫しながら施術に取り組んでいました。2年生は、外部の方に対して初めて施術する機会となるため緊張気味な生徒もいましたが、1人・2人とこなしていく中で少しずつ落ち着いて取り組めるようになり、体験者との会話を楽しんでいる姿も見られました。
体験者の方々からは、「とても気持ちが良くて楽になった。」「改めて臨床室に予約をしてあん摩を受けに来たい。」「こんな所に盲学校があることを初めて知りました。」といった声が聞かれました。
体験していただいた皆様、ありがとうございました。
来年も「マッサージ体験会in盲学校」を企画し、地域の方と少しでも触れ合うことが出来たらと思います。よろしくお願い致します。