各教科の取り組み

各教科とも、児童の実態に応じて点字教科書や拡大教科書などを使用しています。通常の教科書を使用して、ルーペや拡大読書器で文字を拡大して見ながら学習している児童もいます。

国語

点字はかな表記ですが、全盲の児童も立体コピーなどを使用して漢字学習に取り組んでいます。触って形の特徴をとらえながら、漢字の意味を考えます。パソコンでの漢字変換の際に必要になるので、読みや熟語を確かめたりもしています。

算数

図形の学習では、立体コピーやレーズライターを使用しています。全盲の児童は筆算の代用として珠算を行っています。また、必要に応じて音声電卓も使用しています。定規には、目盛りや文字が大きくはっきりしたもの、目盛りが浮き出ていたり、目盛りごとに切り欠きが入ったりしたものがあります。

理科

点字教科書では、メダカの観察のかわりにオタマジャクシの観察があるなど、分かりやすい内容に変更されている部分がたくさんあります。実験・観察での変化の様子や計測の目盛りの見にくい児童は、音や音声で結果を確かめます。光や色の変化は感光器を、温度や重さなどは音声温度計や音声秤を使用しています。

社会

点字教科書では、写真のかわりにその内容を文章で詳しく説明しています。グラフや地図などは、点図や立体コピーになっています。弱視の児童は、地図の詳細などを拡大読書器で確かめることもあります。

音楽

点字にも音符や休符、音楽記号などがあり、点字楽譜ですべての曲が書かれています。鍵盤ハーモニカやリコーダーなど、楽器演奏ももちろん行っています。

図工

可塑性のある粘土はもちろん、いろいろな素材を使って造形活動に取り組んでいます。特に対象のとらえ方や表現法・色や形についても学び、いかに豊かにイメージを育てるかを課題に、思い思いに平面や立体で自分だけの作品を作っています。

体育

短距離走では、ゴール地点で平太鼓などの音源を鳴らしてもらい、そこに向かって1人で走ります。持久走では伴走用の道具を持ち、先生と一緒に走っています。球技では、中に鈴の入ったボールやメロディーボールなどを使用して、ドッヂボール、野球、サッカーなど、ボールを転がすルールに変えてゲームをすることもあります。水泳や器械運動、新体力テストなども行います。

家庭科

全盲の児童も包丁で切ったり、お玉ですくったり、裁縫をしたりといった学習を行います。糸通し器、音声秤、鋲を打ったメジャーなど、より分かりやすい道具を使用しています。

自立活動

点字、珠算、弱視レンズの使用、白杖歩行、漢字、パソコン、また、身辺処理能力の向上や体づくりなど、各教科の学習や日常生活との関連をはかりながら、児童一人一人の実態に応じた学習を行っています。

総合的な学習

2011年度は「大豆」をとりあげ、大豆の栽培と収穫、大豆を使った食品について調べたり調理したりする学習を行いました。

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