校長あいさつ

 岡山盲学校は、岡山県で最初に障害児・者のための教育が行われた学校です。

 1908年(明治41年) 11月25日に私立岡山縣教育會附属盲唖院として、岡山市一番町(現在の岡山市北区番町一丁目:現在の番町保育園(休園中)のある場所)に設立されました。今年、109年目となり、来年度創立110周年の節目となります。
 1948年(昭和23年)に、盲学校・聾学校が義務制となったとき、当時校舎のあった岡山市(北区)西古松で岡山盲学校と岡山聾学校に分離、その後1952年(昭和27年)に現在地の岡山市(中区)原尾島に移転しました。

 本校は、県内でただ一つの視覚に障害のある方のための学校で、小学部、中学部、高等部(本科、専攻科)の課程があります。盲学校という名前から全く目が見えない人だけが在籍していると思われがちですが、児童生徒の実態は、弱視の方が約60%、全盲の方は約40%です。年齢は、6歳から4・50歳代までと幅広く、時には70歳代の方もおられました。それぞれの児童生徒は明るくのびのびと学習や部活動等に取り組み、自立した生活がおくれるよう日々それぞれの目標に向かって励んでいます。
 また、本校の重要な使命として、岡山県の視覚障害教育のセンターとしての活動を行っています。県内の視覚に障害のある方に対して、0歳〜就学前児対象の「たんぽぽ教室」、小中高の就学児・生対象の「ひまわり教室」、成人の方までを包括した「視覚障害児・者相談支援センター」を設置し、盲学校への入学希望とは関わりなく、広く様々な相談などをお受けしています。悩まれている方は、一歩踏み出され、このホームページにも掲載されている窓口へ連絡してみてください。
 最後に、児童生徒の将来の自立をめざして指導・支援を行い、児童生徒や保護者の方に、岡山盲学校に来てよかったと言っていただけるよう、また、県内の視覚に障害のある方の心のよりどころとなれるよう、教職員一同、力一杯がんばっておりますので、今後ともご支援ご協力お願いいたします。
岡山県立岡山盲学校長


本校の特徴

  • 個々の障害の状態に応じた教育を行います。
  • 視覚障害に応じた施設設備や教材教具に配慮をしています。
  • 中途で視覚障害になった人も入学できます。(成人者も多数在籍しています)
  • 小学校、中学校、高等学校に準ずる(ほぼ同じ)教育、学校行事を行っています。(小学部・中学部・高等部本科)
  • 障害に基づく種々の困難を克服するための「自立活動」という時間を設けています。(白杖歩行の訓練、点字の学習、視覚障害者用パソコンの学習、基本的な生活等。小学部・中学部・高等部本科)
  • 高等部には職業教育として、あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家試験の受験資格の得られる課程があります。 (本科保健理療科・専攻科保健理療科・専攻科理療科)
  • 視覚障害についての専門性をもった教員が専門的立場からの指導をしています。
  • 視覚障害のある教員も多数勤務していて、その経験を生かし、いろいろなアドバイスもしています。
  • 生後すぐの0歳から就学前までの乳幼児の生活や就学準備等に関する相談にも応じています。(たんぽぽ教室)
  • 他の小中高校に在学中で視覚障害がある児童生徒・保護者・教師の方々や、中途視覚障害者の方々に対しての、学習や生活についての相談にも応じています。 (ひまわり教室、視覚障害児・者相談支援センター)
  • 高等部も含め、全ての教科書は無償で給付されます。
  • 学校生活に必要な経費の大部分は、ご家庭の収入に応じて、就学奨励費として補助給付が受けられます。 「収入額によっては対象と成らない場合もあります。
  • 通学生のために、岡山駅と学校の間のスクールバスを運行しています。
  • 毎日の通学が困難な人のために寄宿舎を設置しています。
  • 授業料は無料です。

 これらの特別な配慮をとおして、一人一人の視覚障害児・者の方々に適した学習環境を用意し、児童生徒一人一人をしっかりと見つめ、持てる力を精一杯伸ばしてやりたい。そのために必要な支援を怠ることなく、継続していきたいと思っております。視覚障害に関することがらについては、本校にお気軽にご相談ください。


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