盲学校に関してよくある質問

このページに掲載している質問は、主に小学生の皆さんからのものです。質問項目のところをクリックするかエンターキーを押せば回答ページに移動します。回答を読んだ後はインターネットエクスプローラの「戻る」ボタンクリックするかオルトキーと左矢印キーを押して、このページに戻って次の質問を選んでください。
質問1 盲学校は見学できますか?
質問2 盲学校にいる人たちは、みんな目が見えないんですか?
質問3 盲学校の教科書は、どんな教科書なんですか?
質問4 図書室にある本は、全部点字なんですか?
質問5 点字ブロックを歩いていて、困ったことはありませんか?
質問6 盲導犬といっしょにくらしてみたいですか?
質問7 目が見えなくて困ったことはありませんか?
質問8 休み時間は何をしてあそんでいますか?
質問9 盲学校の中で点字や点字ブロックがあるところを教えてください。廊下や運動場や遊具についているのですか?
質問10 盲学校の小学生の人たちの時間割はどうなっていますか?
質問11 点字ブロック(誘導ブロック)についての不安、または不満はありますか?
質問12 宅配便の不在連絡表などは目の見えない方はどうやって確認しているのでしょうか?
質問13 駅などの公共の施設でよく見かける点字の表示板ですが、それがあることを全盲の皆さんはどうやって見つけるのでしょうか?
質問14 墨字(すみじ)というのは何ですか?
質問15 なぜルイ・ブライユさんの考案した点字はすぐに認められず、ルイ・ブライユさんの亡くなった2年後の1854年に認められたんですか?

※以下は未整理のものです。今後、質問と回答を分けて別ページに整理します。

質問
 点字はどんなところで使われているんですか。
回答
 最近は点字が使われている所も多くなってきましたが、まだまだ少ないですね。岡山駅などの中央口の辺りにある点字の案内板、階段の手すり、市役所やふれあいセンターなどのエレベーターなどには点字の表示がありますよ。缶ビールにも、「キリン」と「ビール」という点字表示があります。ビールも好みがあるから、「キリン」という表示も大事ですね。ビールが好きな私としては,「スーパードライ」とか「ラガー」などと書いて欲しいところですが、ぜいたくなんでしょうね。また缶チューハイにも「オサケ」と点字で書かれています。これはジュースと間違えてお酒を飲んでしまったという人がいないようにとの配慮だと聞いたことがあります。
 これ以外にも点字が使われている所を捜してみましたら、郵便ポスト、JRの駅の運賃表や券売機,岡山駅のバスターミナル、市役所や保健福祉会館のエレベーターなどに点字の表示があります。さわって分かる地図に点字が書かれている物もあります。
 お店で売られている商品にも点字が書かれている物があります。お好み焼きソース,コンビニ弁当に入っているソースの小さい容器にも「ソース」などと書かれています。胃腸薬にも点字が書かれています。ちょっとかわった物では私がホームセンターで買った木工用のボンドにも点字が書かれていました。
質問
 目の見えない人は年賀状は書くんですか。
回答
 年賀状は書きますよ。切手を貼る所に「盲人用」と印刷してあるはがきもあるんですよ。これに点字で文章を書いて送れば無料で送ることができます。点字の手紙も封筒に「盲人用」と書いて、上の縁を少し切って中が確認できるようにして送れば、無料で送ることができます。
 私は点字を使っている岡山盲学校の教員ですが、生徒のころから年賀状を書いていました。生徒のころには住所などの宛先は家族に書いてもらい、文章を点字で書いたり、カタカナや平仮名が書けるタイプライターを練習して書きました。最近はコンピュータを使って自分で住所なども書けるようになりました。
(註・・・現在は「盲人用」ではなく「点字用郵便」と書くように変わりました。)

質問
 盲学校を卒業された人はどんな職についておられるのですか。
回答
 盲学校の卒業生の進路のことですが、主に三療と言われる「あんま・マッサージ師」「はり師」「灸師」になる人が多いです。盲学校には高等部に普通科と理療科がありまして、理療科はこの三療の免許(国家資格)を取得するための職業コースです。就職先としては、治療院、病院、企業のヘルスキーパー、そして自宅開業などです。卒業生は各方面で国民の健康増進のため活躍しています。
 専攻科には成人された方々が大勢学ばれています。上は50歳代の方もおられます。もし、盲学校への入学を考えておられるのでしたら、地元の盲学校に電話でご相談されることをおすすめいたします。 なお、盲学校の高等部には普通科と理療科があると書きましたが、正確には本科と専攻科があって、本科の中に普通科と保健理療科があり、専攻科の中に理療科と保健理療科があります。本科は中学卒業の資格で、また専攻科は高校卒業の資格で入学できます。ただし、入学学力検査があります。本科と専攻科の保健理療科は、あんま・マッサーシ師の国家資格取得をめざすコースですが、専攻科の理療科は、あんま・はり・きゅうの、いわゆる「あはき師」の3つの国家資格取得をめざすコースです。

質問
 給食は、どのようにしてるんですか。
回答
 給食は普通に食べていますよ。どうも盲学校のことをよく知らない皆さんは、目が見えない子どもは何もできないように誤解されているようですが、給食も掃除も、皆さんと同じようにふつうにしていますよ。ただし、本校は食堂がありますから、給食当番というのはありません。食堂に行けば、給食調理員の方々がちゃんと配膳してくださっています。でも、食器の後片付けや残飯の処理は自分でちゃんとやっていますよ。

質問
 盲学校では、どんな授業をしているかを教えてください。
回答
 盲学校では小学部から高等部まであります。小学部の子どもたちは、ふつうの小学校と同じ勉強をしていますよ。少しちがうところは、全盲の子どもは点字の教科書を、弱視の子どもは拡大教科書を使っていることです。それから歩行の練習や点字の練習などの授業があることです。あとはまったくふつうの小学校と同じですよ。
質問
 校外学習などもありますか。
回答
 校外学習もありますよ。いろんなところに社会科見学に行ったり、修学旅行にも行きますよ。盲学校といっても、ふつうの小学校とほとんど同じ学習内容ですよ。

質問
 廊下にも点字ブロックがありますか。
回答
 廊下には、ほとんどの所に点字ブロックがあります。また、教室の入口やトイレなどの前にも点字ブロックがあります。校内では白い杖(つえ)や点字ブロックがなくても、だいたい教室の位置や方向がわかっていますので、目が見えない子どもたちも上手に歩いていますよ。

質問
 私たちの学校では黒板をつかって勉強しています。盲学校ではどうしていますか?
回答
 盲学校でも黒板を使っていますよ。盲学校には少し目が見える弱視の児童生徒も多いですから、黒板に大きく字を書くこともあります。

質問
 普通の学校にはない特別な施設がありますか。
回答
 盲学校には高等部に、あんま・はり・きゅうの勉強をしている人たちがいます。ですから、あんま実習室(たたみの部屋です)とかベッドのある、はり実習室などがあります。それから、外部の人にあんまやはりの治療をする臨床実習室(治療室)という小さな医院のような施設があります。また、家が遠い児童生徒のために寄宿舎があります。それから、通学生のためには岡山駅から学校まで走るスクールバスがあります。近くのバス停から盲学校の玄関まで点字ブロックがしいてあります。学校の中も、渡り廊下などには点字ブロックがしいてありますよ。

質問
 体育は、できるんですか。
回答
 体育もできますよ。小学生の皆さんと同じように運動場を走ったり、サッカーをしたり、体育館でバスケットボールや卓球をしたりしますよ。盲学校や目の見えない人たちのことをよく知らない人たちは、目が見えないと何もできないと誤解しているようですね。目が見えない子どもたちも、そうじも給食も体育も音楽もふつうにしますよ。目が見えなくても、ちょっと教えてもらえば、いろんなことができるのですよ。トランプやオセロゲームもできるんですよ。トランプに数字とマークが点字で書いてあるんです。オセロゲームには白と黒のちがいがわかるように、印がついています。
 また、盲学校には部活動があり、運動部では目が見えない人でも楽しめる野球(グランドソフトボール)や卓球(サウンドテーブルテニス)やバレー(フロアバレーボール)などをレ演習しています。、