平成27年度 岡山盲学校公開講座

 「見えにくさに応じた支援」〜視覚障害児の発達・学習と社会参加〜

 

2015.7.29  参加者 校外28名校内56名

 元筑波大学教授・前健康科学大学教授の香川邦生先生をお招きし「見えにくい子どもの世界を広げる学習支援〜視覚障害児の発達・学習と社会参加〜」と題してお話しいただきました。

   視覚障害児の発達と学習を支える認知と動作の基礎支援を、具体的な事例や教材を通して、分かりやすくお話しくださいました。実践的な内容も多く、先生の溢れんばかりのお話に、時間も忘れて聞き入ってしまいました。これからの視覚障害者の就労を取り巻く状況についても触れられ、「人に喜んでもらえる三療(あんま、鍼、灸)の仕事は、定年退職のない、高齢者になっても生き生きと仕事のできるすばらしい職業である!」と言う言葉が印象的でした。

視覚障害は空間に関する情報の障害であるが、それは決して克服できない障害ではない・・・その支援の基本となる本物で質の高い経験とは何かを発達段階に応じて一つ一つ考え、確かめることができた貴重なお話しでした

  参加者は、県内特別支援学校の先生方を中心に、保育所、小中学校の先生、保健師やボランティア活動をされている方等、合わせて60名と大変多くの方にお越しいただきました。

 ・通常学級の中で弱視児を担任しています。全く知識がなく、視覚的能力への配慮ばかり考えていました。けれど、今日認知についてお話を聞き、どれだけ視覚障害者の概念形成が難しいのか知り、驚きました。また、発達障害児との類似点のお話しもとても興味深かったです。

・キャリアに関する先生の思いであったり、概念形成に関する具体的な事例や教材例を交えた専門的なお話であったり、もっと詳しく聞きたいと感じる興味深い講座でした。著書と合わせて、勉強させていただきたいと思います。

(平成27年7月29日開催)

今年度実施した講座

  • 講座4 学校紹介「盲学校ってどんなところ」
  • 講座5 学校紹介「知りたい!理療科」
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